泡のやつ
市販のカラー剤で、ちょっと前にやたらCMしていた、泡のカラー。
実はあんな感じのカラーが13年くらい前に美容室で流行りました。
まだカラーをしてる人もそんなに多くはなく、「伸びてきても根元が気にならない自然なカラー」みたいなコンセプトだった気がします。
僕らも塗るのが楽なので、通常のカラーよりも安く提供していました。
しかし、消えていきました。
なぜか?一度そのカラーをした方のほとんどが、「前回より少し明るくしたい」と言いました。
少し時間を長くおいて、明るくします。
そこそこの明るさになります。(この時点で伸びても気にならないのコンセプトからはずれます)
その次に来店された時、褪色もしているので、また少し明るくなっています。
お客様のオーダー「色は今のままでいいから、伸びてきた根元だけ染めて欲しい」になりました。
根元だけかぁ、泡じゃ塗りにくいので、カップに泡カラーをだして、ハケで塗ります。
あれ?
これじゃあ、通常のカラーと同じじゃん。
なのに、値段は安いというおかしな感じになります。
その次に来店された時、
お客様のオーダー「根元を染めて毛先は少し暗くしたい」になります。
塗り分け!? もはや、泡のメリットは何もないです。
しかも、ハケで塗る場合、クリーム状の方が塗りやすいです。
塗りにくく、手間もかかり値段はなぜか安いという、最初のコンセプトがまったく関係なくなってしまい、やらなくなってしまいました。さらに、微妙に傷むというオマケつきでした(笑)
自分でやる場合、一回目は楽でいいと思います。シャンプーするみたいな感覚ですし。
ただ、二回、三回繰り返すと確実に傷んでいきますので、ご注意を!
美容室では、根元と毛先に使う薬剤を変えています。
髪の状態にあわせて、薬剤のパワーを調節したり、ダメージ処理したりしています。

